高2編続
高2の冬、怠惰と呑気を体現したような僕にも段々と受験が近づいてる事を感られてきた。
この時期、学校では志望校決めを迫る総合の時間が何時間分かあった。
前回にも書いたように、経済への興味を持っていた僕は経済といえばという事で、志望校を取り敢えず一橋大にした。
そして受験の近づきをその身をもって体感したのは、高2センター同日模試。取り敢えず僕は、担任に言われるままに、英国数、日本史とプラス読書で培った知識の力試しや好奇心から政経を受ける事にした。同日対策は、政経は好きだったので政経だけ少しまじめに勉強した位だった。
結果としては、英国は7割、数は6割、日本史は4割。唯一真面目に勉強した政経では70点で全国20位代を取ることができた。僕としては案外出来るじゃん、といったところ。
しかしながら、英国数日は一橋志望としては、厳しい出来。更にいえば政経は一橋では使えない。使えても倫理が必要だった。
センター同日が学校で返却された2月くらいから、何となく勉強しなきゃなぁ…と少し焦りがでてきた。自宅で、得意科目である国語から勉強を始めていった。定期テスト対策以外で家で勉強するのは殆ど初めての僕にとって、恐らくここが受験勉強のスタートライン。
平日は2時間、土日は4時間を目標に勉強を始めた。
家で勉強なんて普段全くしなかったので、2時間も集中力が持たない。辛かったのを覚えている。どうして僕はこんなに意思が弱いのかと。しかし、習慣というのは有難いもので次第に勉強が定着していった。
また、本やヨウツベで長時間勉強のコツを調べて色々模索してみた。例えば30分に小分けにして、それを多くのセット行ってみたり、決めた範囲終わるまで机から動かないようにしてみたり、時間を決めて机から動かないようにしてみたり。結局この時期にはあまり長時間の勉強習慣はつかなかった。
勉強内容は国語の後は、ぼちぼち英語を始め、これを高2の終わりまで続けた。
とはいうものの勉強時間は上記の通り、同学年に比べて圧倒的に勉強時間が少なかった。
次の転機は高3の春に来る。次回へ続く…